人材業界噺:第6回~内定後のフォローが離職率を下げる!~

~辞退・早期退職を防ぐ「採用後」のひと工夫~

こんにちは、中野区のかとう行政書士事務所です。
中小企業の“採れる・定着する採用支援”をテーマにブログを連載中です。

今回はいよいよシリーズ後半、「内定後のフォロー」にスポットを当てます。

目次

■ 採用成功は「内定」で終わりじゃない

応募が来て、面接して、内定を出す――。
ここまでで「ひと安心」…と思いきや、実はここからが本当の勝負です。

  • 内定辞退
  • 入社前の連絡途絶え
  • 入社してすぐの早期退職

中小企業の現場では、こうした「あと一歩」のところで人材を逃すケースが少なくありません。

■ 内定後にやるべき3つのフォロー

では、具体的にどのような対応が求められるのでしょうか?

以下の3つのステップで、入社前の不安を取り除き、「ここで働こう」と思ってもらう土台をつくることが重要です。

① こまめな連絡と安心感の提供

「内定を出したあとは連絡を控えた方がいい?」という声もありますが、実は“適度なコミュニケーション”が不安を防ぐ鍵になります。

  • 内定通知後1週間以内に電話または面談でフォロー
  • 入社までのスケジュールや準備事項の案内
  • 社内報や先輩からの歓迎メッセージを送る

こうした“つながり感”があるだけで、「この会社に入る」という意志が強くなります。

② 入社前の「職場体験・見学」を取り入れる

求職者側にとって、最も大きな不安は「実際にどんな職場なのか?」という点。

  • 短時間の職場体験(1日同行など)
  • 昼食やお茶を交えた先輩社員との交流
  • 作業内容や1日の流れの体験・見学

こういった機会を設けることで、入社後のギャップが減り、定着率が高まります。

③ 入社初日の「受け入れ体制」を整える

入社初日は“印象の分かれ道”。
歓迎ムードや説明の丁寧さが、そのまま「この職場に馴染めそうか」の判断材料になります。

  • 出迎えや歓迎メッセージ
  • 一日の流れを明確に伝える
  • 教育係・相談相手を明確にしておく
  • 名札や制服などの準備(安心感につながる)

“細かい気配り”が、実は大きな差になるポイントです。

■ まとめ:「入社後」のフォローが採用成功を左右する

採用活動は、「内定」で終わりではありません。
その先にある「入社・定着・活躍」までが、採用の本当のゴールです。

だからこそ、内定後から入社初日にかけてのフォローが非常に大切です。

  • こまめな連絡
  • 職場体験や見学
  • ウェルカム体制の構築

中小企業にとっては、1人の採用が会社の未来を大きく左右します。
だからこそ、“丁寧に、あたたかく迎える姿勢”をぜひ大切にしてください。

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ぜひご活用ください。

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