人材業界噺:第7回~採用がうまくいく会社は何が違う?~

~採用成功企業に共通する3つの視点~

こんにちは、中野区のかとう行政書士事務所です。
「中小企業の採れる採用支援」をテーマに、現場視点の実践ノウハウをお届けしています。

このブログもいよいよ第7回。
今回は、実際に採用がうまくいっている企業の共通点について、3つの視点からご紹介します。

目次

■ 採用に成功する企業は「特別なノウハウ」を持っている?

「うちは知名度もないし、条件も他社より劣るし…」
そんな企業でも、応募が集まり、定着率も高いというケースは少なくありません。

実際に現場で支援していて感じるのは、「特別なノウハウ」ではなく、当たり前のことを“きちんとやっている”会社が強いという事実です。

では、その「当たり前」とは何か。以下の3点に集約されます。

① 採用を「経営課題」として捉えている

採用を「人事任せ」「担当者任せ」にしている会社では、どうしても属人的になり、長続きしません。

うまくいく企業は、「採用は経営に直結する課題」という意識をトップが持っています。

  • 経営者自身が採用に関心を持つ
  • 経営理念と採用メッセージが一貫している
  • 採用活動の成果を数値で管理している

人を採る=事業をつくる。
この考えが根付いているかどうかで、戦略の質が変わってきます。

② 現場と採用担当が連携している

採用活動は、採用担当だけで完結するものではありません。

実際に一緒に働く現場の声を反映できている企業は、ミスマッチを防ぎ、応募者からも信頼を得やすい傾向があります。

  • 求人原稿作成時に現場のヒアリングを行う
  • 面接官に現場社員を同席させる
  • 入社後の教育体制や受け入れ準備を現場と連携して整える

特に中小企業では、「誰と働くか」=入社の決め手になることが多く、現場の温度感が求職者にそのまま伝わります。

③ 「選ばれる努力」を惜しまない

良い人材を「選ぶ」ばかりでなく、「選ばれる会社」であろうと努力しているかどうかが、採用成果に大きく影響します。

  • 自社の魅力を明文化し、きちんと発信している
  • 応募者に対するレスポンスが早い
  • 面接での説明が誠実で丁寧
  • 内定後のフォローに力を入れている(前回記事参照)

これらの積み重ねが、「この会社なら信頼できそうだ」と感じさせる採用力につながっているのです。

■ まとめ:「採用がうまくいく会社」は、特別ではない

人が採れる会社に共通しているのは、

  • 採用を経営レベルで捉えている
  • 現場と採用が一体になっている
  • 応募者目線の誠実な対応をしている

というシンプルな3点です。

中小企業こそ、現場の温度感や誠実さが“伝わる強み”になります。
まずは、できる範囲から着実に実行していきましょう。

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