ネットショップ開設、どっちが正解?「BASE」と「楽天市場」を徹底比較してみた
■ 開業後すぐに売上を作りたいなら「ネットショップ」が有力
個人事業主として開業した直後、「まずは売上を作るためにネットショップを始めたい」という方は非常に多いです。
特にハンドメイド、アパレル、小物、食品、デジタル商品など、モノやサービスを販売するビジネスにとっては、ネットショップの立ち上げはほぼ必須といえるでしょう。
しかし、初めてのネットショップ運営では、どのサービスを選ぶべきか迷うもの。
本記事では、ネットショップ開設で人気の2大サービスである
「BASE(ベイス)」と「楽天市場」を比較し、それぞれの特徴と向いている人の違いをまとめました。
■ BASE(ベイス)とは?
「BASE」は、ネットショップ初心者でもすぐにオンラインストアを開設できる無料ネットショップ作成サービスです。
詳しくはこちらから👇
特徴は、以下の通り:
- ✅ 無料でネットショップが作れる(初期費用・月額費用ゼロ)
- ✅ テンプレートを選ぶだけで、おしゃれなショップが完成
- ✅ 独自ドメインも利用可能
- ✅ SNS連携やクーポン発行、予約販売機能などが充実
- ✅ 商品数が少なくてもOK
販売が発生したときに決済手数料がかかる「成果報酬型」なので、「とにかくすぐ始めたい」「初期コストを抑えたい」方に最適です。
■ 楽天市場とは?
一方で「楽天市場」は、日本最大級のショッピングモール。
月間5,000万人超の利用者数を誇る、集客力に非常に強いECプラットフォームです。
詳しくはこちら👇
特徴は:
- ✅ 日本最大級の流通総額と知名度
- ✅ 楽天会員・楽天ポイントが使える
- ✅ サイト自体の信頼性が非常に高い
- ✅ 集客や販促支援メニューが豊富
- ✅ 法人や事業規模の拡大を見据えた設計
楽天市場は月額費用や販売手数料がかかる代わりに、圧倒的な集客力が得られます。
「本格的に売上を伸ばしたい」「信頼性のある場所で販売したい」方向けの選択肢です。
■ BASEと楽天市場の比較一覧
項目 | BASE | 楽天市場 |
---|---|---|
初期費用・月額 | 無料 | 有料(プランによる) |
集客力 | 自力/SNS中心 | 楽天内で強力な集客 |
デザイン自由度 | 高い(テンプレ豊富) | やや制限あり |
対象者 | 初心者・個人 | 法人・中〜大規模 |
ブランド構築 | しやすい | 楽天内の枠で展開 |
出店審査 | なし | あり |
サポート体制 | シンプル | 充実した法人向け支援あり |
決済機能 | クレカ、コンビニ、Payなど多数 | 楽天ID決済、ポイント利用可能 |
■ それぞれ、どんな人に向いている?
📌 BASE が向いている人:
- 開業したばかりでコストをかけたくない
- 自分のブランドや世界観を大事にしたい
- SNSで集客できる見込みがある
- 小規模なスタートを考えている
- とりあえず試してみたい
📌 楽天市場 が向いている人:
- 本気でEC事業を成長させたい
- 商品数が多く、事業として本格運用したい
- 楽天の信頼性と集客力を活かしたい
- 月額費用をかけてでも早く売上を伸ばしたい
- 楽天ポイントユーザーを取り込みたい
■ まとめ|目的とステージに応じて選ぼう
ネットショップは「どこで開くか」で売上や運営負担が大きく変わります。
BASEは「とりあえず始めたい人」、楽天市場は「本格的に売っていきたい人」に最適。
どちらが正解というよりは、あなたのビジネスのステージと目的に応じた選択が重要です。
迷ったときは、まずBASEでスタートして、売上や顧客が育ってから楽天市場にステップアップする流れもおすすめです。
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